平成21年8月2日() 8:30〜13:30
会場■阿武隈川・荒川 合流点 →(こちら地図

早いもので、第5回目の川リンピックです!


前々日に発表された「一級河川水質 ランキング」で2年連続第1位となった荒川
この清流が今年も川リンピックの会場となります。
朝7時半よりスタッフが準備を始めました!

 
ぞくぞくと参加者が川原に集まってきます。
前週は雨が多く、川の流れが強いので川の中に救助ロープを設置。水は碧い!
くもりのち雨 最高気温29度! 
5年目にして、初めてくもり空での開催となりました。(毎年猛暑の中で開催でした)


約会場の川原に140人が集まりました。9:00より開会式です。
   
岡山小学校4年の佐藤和泉君、和望君の双子の兄弟よる開会宣言でスタート!

 
実行委員長挨拶。そして急遽3曹のカヌーによる競争が発表される…。

 
歓声の中、一番にゴールしたのは、カヌー駅伝前年覇者・OYGZ(おやじーず)。

 
最後のカヌーが転覆!そして溺れた場合の救助を実演しました。

 
本日の司会担当であります、桜の聖母短大のお二人の指導で準備体操。


恒例の始球式ならぬ始石式。
水切り公式審判員の古山秀之さんにやってもらいました。さすが名人級!


水切り
水切りは川に向かって投げた石が何段跳ねるかを競います。

 
今回は中州で水切りをするため、まずはロープをつたって荒川を横断することになりました…。

 
公式審判員立会いの下、大勢の選手が挑戦します。
投げる先が阿武隈川です。

 
チャチャチャ〜!一人2回づつ投げます。

結果!

1位 菅野(すがの)友寿君 8段
2位 佐々木哲男さん 8段
3位 中山 さとしさん 5段

45名が挑戦し、今年は小学生が優勝でした!おめでとう!!!


石積み

これも恒例競技。とにかーーーく石を高く積めばいいのです。
去年は中州でやりましたが、今年は川原で、大きい石が少ない中での勝負!

 
まずは基礎部分を慎重に積み上げていくわけです。

 
左は昨年優勝チーム、そして右は昨年3位チーム。かなり真剣です。

  
他競技には目もくれず、がんばる2チーム。

その結果・・・

1位 佐々木一家 109cm
2位 チーム絵路福 104cm
3位 鈴木家 90cm


大会終了後の様子…。アーメン。


スローロープ投げ

川の救命道具「スローロープ」(川遊びをする際はかならずこういった道具を持参下さい)。
このスローロープを的(三角コーン)に向かって正確に投げる競技です。

 
さーて、正確に投げれるかな?
 
僕もがんばれ!気合を入れて投げる!


どうだ!??

そして結果は・・・
なんと4名が同点一位!

4人による決勝戦をしまして、以下の順位に!

1位 鈴木広翔君(4歳!)
2位 菅野(すがの)友寿君

ということであります。


競技と平行して川ではカヌー体験を開催。
福島カヌー教会のみなさんにご協力いただきました。
 
先生に装備の着かたを教わり、いざ出発。

 
さあ、漕いで漕いで〜。阿武隈川だよ〜。


きゃーー!最高ですねえ。

その頃、川原では…。
阿武隈川漁業協同組合さんのご協力で、投網実演!初企画です。
 
わくわくわく・・・見事。きれいな弧を描いて網が川に拓いていきます。


参加者もチャレンジさせてもらってます。


新宝さがし ピーチジャック

新競技が誕生しました。
トランプの「ブラックジャック」を川で、しかもカードの代わりに桃を使ってやるわけです。それでピーチジャック。

ルールは・・・・

 
川上から桃が、どんぶらこっこ、どんぶらこっこ、流れてくるわけです。この桃には数字が書かれてるそうな。

 
行けー!桃を取れー!と、選手は2ヶの桃を拾うわけです。

 
きれいな水だから、楽しく拾えます。

 
2ヶに書かれた数字の合計が21に近い人!で、全然足りない人はもう一回桃を引いてもいいわけ。
で、21オーバーすると、川だけにまさにドボン!

清流荒川で、福島名物・桃を取るってのはなかなかオモシロク、おーいに盛り上ったのでありました。。

10人づつ、3回戦をやって、決勝で入賞を決めました。

1位 河野英瑠君
2位 森崎春君
3位 佐藤和泉君


川走りリレー
3人一組のチームで川の中を走ってタイムを競うリレー。
今回は5チームが出場。

 
慣れない川の中の走り。みんな一生懸命です。

 
大人も子供も入り乱れ!次の選手へタッチ!

今年も激しいデットヒートになりました。

 成績は
1位 イズカズハルちーむ 44秒
2位 佐々木チーム 39秒
3位 えいる・まひろ・りの 1分2秒


さて、もはや川リンピックの名物となった、荒川横断綱引き大会!

荒川の両岸に約30人対30人のチームに分かれて綱引き!
今回はルールを実行委員長判断で、先頭の4名が川に入ったら負け。

 
まずは対岸に中州チームが全員川を渡り位置に着きます。

「はっけよーーい、残った!」が開始の合図!

 
わっせ、わっせ!

 
わっせ!わっせ!

 
かなり力が入った戦いです。わっせわっせ。

 
なんだかすばらしい景色ですねーー。

 
結果は中州チームが2連勝で勝ち!

やっぱりこの競技は最高です!


全競技終了!
昼食タイム!

 
くたびれたーーー。腹減ったーーー。

 
わいわいがやがや。スイカもあるよ〜。

 
桃うめえ。おにぎりもうめえ。


今回は新企画で外来魚対応連絡会のみなさんのご協力で、「外来魚勉強会」を開催しました。
 
会場付近で捕獲されたブラックバスなどの外来魚たち・・・。

 
こうした魚がいかに阿武隈川の生態系に影響を与えているかを説明いただきました。

 
そしてバスを解体し、実際にどんなものを食べてるのかを見せていただきました。
小さな魚たちがお腹の中から出てきました。

たっぷり遊んだ後に阿武隈川の現状を目のあたりにすることで、身近な問題を学ぶ機会となりました。


そして、閉会式。

 
表彰に先立ち、差し入れのアイス早食い競争。
事情があって一つの競技が出来なかったため、急遽開催。

 
福島県河川整備課さんより講評。

 
各部門優勝者には恒例の縄文式土器カップが手渡されます。

 
去年は大人たちが独占しましたが、今年は子供が多い。
よかった・・・・・・・・。


優勝カップ受賞者のみなさん!
おめでとうございます。



川で遊んだ後はみんなで掃除、ゴミ拾い。これが鉄則です。
(これをしない大人が最近多いのです!)

川リンピックの精神は「遊ばなければ始まらない」。
まずは阿武隈川で遊んで、好きになることが、これからの川づくりの基本だと思います。

この写真は40年くらい前の阿武隈川。
この写真がうらやましかったけど、川リンピックもかなり近い雰囲気でした。

早く、いつでも安心しして泳げる阿武隈川にしたいですね!

みなさんはどうお感じでしたか。

感想はこちらにぜひ記載下さい。
こちら


ご協力ありがとうございました。
木村哲弥さん(飯坂町) 桃200個寄付
トーニチ(瀬上町) アイス200個寄付
ほっとリビング(御山) テント借用
菊池逸夫さん(白石市)  縄文式土器カップ製作
遠藤光太さん(東京)競技マーク、イラスト
福島カヌー教会さん カヌー体験
阿武隈川漁業協同組合さん 投網実演
外来魚対応連絡会さん 外来魚学習会

国土交通省福島河川国道事務所
福島河川国道事務所伏黒出張所
福島クレージートライアスロンクラブ
(社)福島青年会議所

他、みなみなさま。
どうもありがとうございました。

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