平成24年7月29日() 8:30〜13:30
会場■福島市 摺上川・茂庭広瀬公園下河川敷(親水公園)  →(こちら地図

7年目にして、放射能問題で開催を断念した昨年

せっかくのこれまでの取組みをゼロにしたくない、どこか安心して遊べる川はないか、と探していたところ・・・

空間線量が0.10マイクロシーベルト/時前後で、
水の放射性物質の検出もない

摺上川ダムのすぐ下流で開催することになりました。

とにかく、まずは国、県、市の後援の元で、川に入る第一歩を踏み出すのです!


会場よりダムを見上げる。


まずは朝一番から川の状態を体感する実行委員長。うん、気持ちよい!


2年ぶりにお目見えの、川リンピック旗。


9:00より開会式です。
   
東京から参加の鹿野結子さんによる開会宣言。そして実行委員長挨拶。。

 
中沢重一さんによるダムの説明。そしてトライアスリート・古山秀之さん指導で準備体操。
古山さんは二日前に富士山登山マラソンに出場して来たのだそうです・・・。


毎年150名くらい集まった川リンピックですが、今回は40名弱での小規模復活。
雰囲気はアットホームでとてもいい感じです。


恒例の始球式ならぬ始石式。

今回はわざわざ東京から参加されている鹿野青介さん(褐サ代書林・常務取締役)に豪快に決めていただきました。


水切り
水切りは川に向かって投げた石が何段跳ねるかを競います。

 
第1回から恒例の古山公式審判員の厳しい判定の下、競技は進みます。

 
大人も本気でとりゃーーー!

 
小さい子も、大人もみんな同じ条件で。一人2回づつで、よい記録が成績になります。

25名が参加した、今年の結果!

なんと!2連覇の3度目の優勝!!!

1位
 堀江格さん 9段
2位 森崎陽くん 7段
3位 三浦航希くん 6段


またまたおじさんが優勝でしたーー。


石積み

毎年大人気の競技です。とにかーーーく石を高く積めばいいのです。
3チームが参加。

 
毎年この競技に執念を燃やすNさん(60歳)。そして東京から来た鹿野さんも燃える。

 
家族で勝利を目指す三浦一家。そしてさらに燃えるNさん。

 
接戦のこの2体の石積み。
結果は、5人の審査員による目視で判定。

その結果・・・

1位 三浦達也一家チーム


Vサインで勝利を祝う、三浦さん親子。そして優勝作品。


スローロープ投げ

川の救命道具「スローロープ」(川遊びをする際はかならずこういった道具を持参下さい)。
このスローロープを的(三角コーン)に向かって正確に投げる競技です。

 
競技前に実際のスローロープによる救助を実演。溺れ役は実行委員長。

 
子供も投げれば、大人も投げる!
 
小さい女の子たちも、おじさんも、狙って投げる!

 
かなりマジなおじさんたち・・・。

で、結果は!

1位 丹治智幸
2位 石川寛人
3位 鹿野青介

全員大人・・・・。

でも、上記のマジなお二人は入賞ならず・・・。


競技と平行して、川では恒例のカヌー体験を開催。
福島カヌー教会のみなさんにご協力いただきました。

 
みなさん、初めてのカヌー体験。気持ちいい〜!

 
本格カヌーにも挑戦。そしてそのまま泳ぐ子も・・・。


扇当て
川を流れるこの船の扇に石を早く当てた人が勝利、という当大会第1回からのオリジナル競技。

 
5人づつ並んで・・・船の扇をめがけて投げる!

 
次の5人も、扇めがけて投げる!


5人づつ4ゲームし、勝った4人が決勝で争った結果!

1位 三浦達也さん(右端)


そして今回。

 
摺上川を堰きとめ、このダム湖を作っている、この巨大な堤体。


安全ロープを設置して、この堤体を登る!


これですよ、この堤体。

 
わっせ、わっせ。足元しっかりがんばって。

 
わっせ、わっせ。苦しいけど、結構簡単に登れるぞ!


下から見るとこの通り。


おーーい。がんばれええ。


登頂終了!この笑顔!

貴重な体験が出来ました。


さて、もはや川リンピックの名物、川横断綱引き大会!

今回は人数が少ないので10対10の精鋭対決。

 
まずは中州チームは、川を渡って移動から始まる。

「はっけよーーい、残った!」が開始の合図!

 
わっせ、わっせ!

 
わっせ!わっせ!あれ、岸辺チームは人数が増えてるじゃん!!!ずるい!


そしてお約束の・・・。



川ぽちゃ。


結果は岸辺チームが2連勝で勝ち!

反則は・・・黙認!


全競技終了!

まずは腹ごしらえ!

 
ほっとリビングさんが提供下さった、カキ氷食べ放題!これはうまいうまい。

 
にぎやかにおにぎりとカキ氷を食べています!

 
半日の疲れと暑さを癒して、みんなバクバクバク〜。

 
そして表彰式。各競技の優勝者には、恒例の縄文式土器カップが手渡されます!

 
やっぱり嬉しいですねー。


川リンピックの精神は「遊ばなければ始まらない」。
まずは川で遊んで、好きになることが、これからの川づくりの基本だと思います。


何かと規制の多い福島県ですが、出来るところから川への一歩を進めていきたいと思います。

みなさんはどうお感じでしたか。

感想はこちらにぜひ記載下さい。
こちら


ご協力ありがとうございました。

ほっとリビング(御山)さん かき氷
菊池逸夫さん(白石市)  縄文式土器カップ製作
福島カヌー教会さん カヌー体験
谷沢製作所さん 堤体登りロープ提供
渋谷建設さん 綱引き備品協力
寿建設さん 運営全般協力


摺上川ダム管理所さん 会場整備、運営全般協力

福島河川国道事務所・福島県・福島市 福島市教育委員会 後援



他、みなみなさま。
どうもありがとうございました。


事前告知記事 福島民報 福島民友 日刊建設工業新聞

開催内容記事 福島民報 福島民友             

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