平成26年7月27日() 8:30〜12:30
会場■福島市 摺上川・茂庭広瀬公園下河川敷(親水公園)  →(こちら地図


2005年に始まったこの川リンピックも、今年で10年目を迎えました!
震災・原発事故直後の2011年は見合わせましたが、2012年より放射能の影響がほとんどない現会場を利用して3回目。
計9回目の開催です!!

前日福島市は猛暑に35度を超える猛暑に見舞われましたが、大会当日は微妙なくもり空。
熱中症の心配はあまりなさそうな天気。

8時半を過ぎると、会場の川原に人が集まってきました。
 


9:00より開会式です。
 
東京から参加の家族を含め、総勢約80名が集まりました。


やきとりじいさん体操で有名な岡田麻紀さんの指導で柔軟体操。


恒例の始球式ならぬ始石式
第1回大会の実行副委員長で、現福島県県議会議員の丹治智幸さんにやってもらいました!。

昨年同様、各競技とも1位だけに縄文土器カップを贈呈するという、優勝取り切り制度にしました。
以前ように2位以下の表彰はなし!


水切り
水切りは川に向かって投げた石が何段跳ねるかを競います。

 
一人につき練習1回・本番2回づつで、石が川面をはねた回数(単位は段)を公式審判員が判定します。
みなさん気合いが入ります!

 
大人も子供も全部平等の条件で勝負は進めれるのであります。

どうだ!

計33名がチャレンジした、今年の結果は!

毎年この競技に執念を燃やし練習を積んでいる中学1年生。
この日も朝一番に会場入りして練習していました。

1位 森崎陽君 9段


石積み

とにかく石を高く積めばいいという明快な競技。
川に入って石を探し、運んで積んでいきます。水面からの高さを競います。

 
始めだすと止まらないこの競技。みんな真剣なまなざしで石を積んでいきます。

 
そして優勝を狙う子供たちの前に立ちはだかる、子供のような大人たち・・・。

結果は・・・大人たちが・・・

1位 チーム絵路福 159p

2008年以来の念願の優勝!

2位と、5p差



川原に残されたたくさんの石積みたち。

と、盛り上がっていると、怪しい雲が空を覆った・・・。


ザザザーッ!朝のにわか雨。みんな走って逃げる。


逃げる・・・。


そしてテントの中に一時退避・・・

というわけで、しばし天気が心配なのでテントの前で石投げ競技に予定変更。


石投げ

実行委員会が用意した川原の石を投げ、飛んで停止した場所までの距離を競う競技。
これもシンプル!さすがにこれは年齢で差が出るので、
異なる石で大人の部(中学生以上)と子供の部(小学生以下)を設定しました。

 
テントの前にみんな集まって、石を投げる投げる姿を見守るのが実に面白い!


 
子供も投げれば、大人も投げる!みんな投げる。

きちんと距離を測って判定します。

優勝は・・・

大人の部1位 進藤秀明さん 874p
子供の部1位 荻野  倖さん 955p



宝さがし

魚の絵を描いた石を川に隠して、5人づづ探してもらいます。
最初に見つけた1位が勝ち抜けて、最後に決勝という方式。

 
ヨーイドンで一斉に走りだし、そして水に入る!

 
これまではほとんど小学生しか出ない競技でしたが、今回は年齢層が高くなって・・・。

 
大人もはしゃいで探しております。

そしてこれが決勝のスタート

結果

1位 佐藤あやさん(ピンクのTシャツ)


大人をやっつけました!


競技と平行して、川では恒例のカヌー体験を開催。
福島カヌー教会のみなさんにご協力いただきました。
 
一人で漕いだり、乗せてもらったり。そして泳いだり・・・。
 

川ってとっても気持ちいい〜。


扇当て
川を流れるこの船の扇に石を早く当てた人が勝利、という当大会第1回からのオリジナル競技。


思えば10年間、いろんな川原で何十回となく石をぶつけられ続けている特注扇船。

 
5人並んで、川上から流れてくる船の扇をめがけて投げる!投げる!当たれば勝ち抜け!

 
この競技も性別年齢関係なし!みんな扇を目指して石を投げ続けます。


勝ち抜けた選手が並んだ決勝、誰が当てるか!!


1位 古山千寿子さん


昨年急遽始まった競技 マラソン

去年は参加が7名でしたが、今回はこんなにも・・・。大丈夫?
あまりに多いので、急遽男女別にすることにルール変更。


実行委員長よりコースの説明と、「絶対無理しないで」という軽い脅し。


20余名が最初の階段登りからスタート。き、きつい・・・。


こんなコースです。

巨大な堤体の前を駆け抜け、一気にゴール目指します。
 


男女それぞれの優勝はこの走りっぷり
 

男子1位 相良隼人君 女子1位 佐藤あやさん

 
子供たちもがんばって完走しましたよ〜。


いよいよ最終競技!

摺上川横断綱引き

昨年は川原の状況で川を横断の配置が出来ず、やや消化不良気味だったので、やっぱり無理してでもい川に入ることにしました。
マラソン女子の部でカップがなくなったので、この競技の勝利は「名誉」のみ!

 
まずは2チームに分かれ、反対岸チームは川を横断します。綱引きの綱に伝って川を進みます。いい経験!

両岸とも16名づつか綱を持っています。
さあ勝負開始!!

わっせ!わっせ!
 

わっせ、わっせ!
 
みんな本気でがんばってます。

こんな川原の景色、ステキでしょ。



そして最後はこちら・・・


がんばって川を歩いて横断した左岸チームが敗北。


全競技終了!

 
アポロガスさんの差し入れのかき氷〜!めっちゃおいしいいいいいい〜。

そして閉会式。各競技の優勝者に実行委員長より縄文土器カップを贈呈です。

 

 

 

 
佐藤あやさんは2冠達成です!カップ2つでピース1


実行委員長の講評で全部終了!



やっぱり川遊びは楽しい!


川リンピックの精神は「遊ばなければ始まらない」。
まずは川で遊んで、好きになることが、これからの川づくりの基本だと思います。


何かと規制の多い福島県ですが、出来るところから川への一歩を進めていきたいと思います。

みなさんはどうお感じでしたか。

感想はこちらにぜひ記載下さい。
こちら

毎年恒例の、終了後も遊ぶ子供たち・・・。


ご協力ありがとうございました。

株式会社アポロガスさん テント・かき氷
菊池逸夫さん(白石市)  縄文式土器カップ製作
福島カヌー教会さん カヌー体験
渋谷建設株式会社さん 綱引き備品協力
寿建設株式会社さん 運営全般協力



後援■東北地方整備局福島河川国道事務所・東北地方整備局摺上川ダム管理所・福島県・福島市・福島市教育委員会



他、みなみなさま。
どうもありがとうございました。


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